このたび、『庄・蔵本遺跡6-第11・12次調査地点-』が刊行されました。1993年度に徳島大学埋蔵文化財調査室が蔵本キャンパスにおいて実施したMRI・CT装置棟建設、附属図書館蔵本分館増築にともなう発掘調査の成果をまとめた報告書です。第11次調査(MRI・CT装置棟地点)では、弥生時代前期末の洪水砂層と古墳時代前期前葉の溝1条などが、第12次調査(附属図書館蔵本分館増築地点)では、弥生時代後期の自然流路、中近世の条里地割溝1条、溝3条などが確認されました。いずれも、過去の集落景観、農地経営、生活などの復元に役立つ貴重な資料です。

古墳時代前期前葉の溝(11次)
