点検・評価

平成16年度 点検・評価

- 埋蔵文化財調査室業務 -

1.発掘調査
  1. 新蔵遺跡第1次調査-地域・国際交流プラザ地点- 1,000㎥ 4月21日~11月8日
2.工事立会調査
  1. 栄養学科講義棟プレハブ建設   7月
  2. 薬学部駐輪場建設        3月
  3. 動物実験施設北側道路整備工事  3月
3.出土品整理作業
  1. 常三島遺跡-工学部電気電子棟地点-整理作業継続
  2. 県埋文整理作業(体育館地点整理)
4.報告書作成作業
  1. 『徳島大学埋蔵文化財調査報告書』第2巻として、『常三島遺跡2-工学部電気電子棟地点-』を2005年3月31日付で刊行。
  2. 徳島県教育委員会と共同で、『庄(庄・蔵本)遺跡-徳島大学蔵本団地体育館建設に伴う発掘調査報告書-』を2005年3月31日付で刊行。

-調査室員研究教育実績-

◇ 定森 秀夫
論文等
  • 「考古学から見た加耶」(『古代を考える 日本と朝鮮』、吉川弘文館、pp.172-201、2005.1.1)
  • 「陶質土器からみた渡来文化」(『シンポジウム渡来文化をさぐる-講演・報告要旨-』、徳島市立考古資料館、pp.9-26、2005.3.5)
講演・発表等
  • 「陶質土器からみた渡来文化」(徳島市立考古資料館特別企画展記念シンポジウム『渡来文化をさぐる』、2005.3.5・6、徳島市立考古資料館)
講義等
  • 徳島大学共通教育「考古学概論I」・「考古学概論II」
  • 四国大学後期「アジア研究」(中村豊と共同)
科研費・研究助成金
  • 科研平成16年度基盤研究C「日本列島出土の朝鮮陶質土器」(平成15年度~平成17年度)研究代表者
  • 科研平成16年度基盤研究B「倭の五王の時代の国際環境」(平成14年度~平成17年度。研究代表者:東潮)研究分担者
◇ 中村 豊
論文等
  • 2004「結晶片岩製石棒と有柄式磨製石剣」『季刊考古学』第86号 雄山閣 p36-39
  • 2004「弥生時代前期末・中期初頭を考える」『古代文化』56-4 (財)古代学協会 p22-30
  • 2004「鳥居龍蔵になにを学ぶか-パネルディスカッション『異民族へのまなざし』から得たもの-」『史窓』34 徳島地方史研究会 p86-92
講義等
  • 「地域と文化」四国大学
  • 「アジア研究」四国大学
  • 2004「徳島の考古学」大学開放実践センター春期公開講座
◇ 中原 計
論文等
  • 「木質遺物から見た高地性集落」『第18回古代学協会四国支部大会徳島大会 弥生時代の群像-高地性集落の実態- 発表要旨集』(古代学協会四国支部),pp.55-65,2004/12
  • 「出土状況からみた弥生時代木製品の製作」『待兼山考古学論集』(大阪大学考古学研究室・大阪大学考古学友の会),pp.175-198,2005/3
  • 「幕末期の庭園遺構の発見」『徳大広報とくとーく』(徳島大学広報委員会),p.12,2005/1
講演・発表等
  • 丸山真史・中原計・山崎健・寺前直人「近世における大坂,京都の水産物利用-久留米藩蔵屋敷跡出土の資料を中心に-」日本考古学協会第70回総会、千葉大学、2004/5/23(『有限責任中間法人日本考古学協会第70回総会研究発表要旨』pp.190-191)
  • 「木質遺物から見た高地性集落」第18回古代学協会四国支部大会徳島大会、徳島大学、2004/12/4-5(『第18回古代学協会四国支部大会徳島大会 弥生時代の群像-高地性集落の実態- 発表要旨集』)
  • 「植生から見た瓜生堂遺跡周辺の自然環境」瓜生堂遺跡の最新研究ミニシンポジウム、大阪府立弥生文化博物館、2005/3/13(『関連科学が明らかにした瓜生堂遺跡の実像発表資料』)